相続税・贈与税を計算する基準。
相続税を計算する際、保有する資産のそれぞれの価値(評価額)を算出しなければなりません。土地の価値を評価するときの基準となるのが路線価です。道路ごとに1㎡単価として示され、この道路に面する土地の面積と、土地の形状などにあわせて決められる「補正率」を掛けて評価額を計算します。複数の道路に面した土地は、「側方路線影響加算率」や「二方路線影響加算率」で計算された価額が加算され、その分、評価は高くなります。
出典 朝日新聞デジタル
一般的に、路線価は3月に発表される公示地価の約80%の価格と言われています。
路線価図は国税庁のホームページや税務署で確認できます。路線価や補正率、計算方法などを知り、保有する土地の評価がどれくらいか、概算だけでも知っておくことは相続対策の第一歩と言えるでしょう。
※路線価の付されていない地域の土地は、「固定資産税評価額」に、地域ごとに異なる「倍率」を掛け合わせた「倍率方式」で計算されます。
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