【問題】
外壁タイルの劣化調査に用いる用具で最も不適切なものは、次のうちどれか。
1 ファイバースコープ
2 テストハンマー
3 サーモカメラ
4 建研式接着力試験器
【管理業務主任者試験 平成20年第27問】
【解答】
1 最も不適切
ファイバースコープ
ファイバースコープ(内視鏡)とは、ガラス繊維とケーブルと光源装置を用いて、配管や機器の内部を見る用具である。
よって、外観タイルの劣化調査に用いる用具とはならない。
2 適切
テストハンマー
テストハンマーは、試験用槌で、外壁タイルの浮やネジの締り具合を検査するハンマーである。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。
3 適切
サーモカメラ
サーモカメラとは、接触することなく、遠方から画像により調査できるため、剥離の形状・大きさ・位置をより正確に把握できる。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。
4 適切
建研式接着力試験器
建研式接着力試験器は、壁面に対して垂直方向にタイルを引っ張って接着強さを測定する検査です。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。
したがって、解答(最も不適切)は1です。
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