かめたんのマンション管理Memo

外壁の劣化の種類と現象(管20-26)

外壁の劣化の種類と現象(管20-26)

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【問題】
共同住宅の外壁の劣化の種類と現象に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された状態をいう。

2 エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。

3 チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。

4 はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

【管理業務主任者試験 平成20年第26問】


マンション


【解答】
1 不適切
ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された 鉄筋の腐食による膨張圧により、コンクリート表面の小部分が円錐形のくぼみ包帯に破壊された状態をいう。
ポップアウト現象
コンクリートの内部破壊ではなく、表面破壊である。

2 適切
エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。
エフロレッセンス現象

3 適切
チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。
チョーキング現象

4 適切
はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

したがって、解答(最も不適切)は1です。

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