かめたんのマンション管理Memo

用語の定義(管19-17)

用語の定義(管19-17)

【問題】
建築基準法第2条の用語の定義に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 耐火性能とは、通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。

2 準耐火性能とは、通常の火災による延焼を抑制するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。

3 防火性能とは、当該建築物で発生した通常の火災が、周囲建築物に延焼することを抑制するために当該建築物の内壁又は天井に必要とされる性能をいう。

4 遮炎性能とは、通常の火災時における火災を有効に遮るために防火設備に必要とされる性能をいう。

【管理業務主任者試験 平成19年第17問改題】


マンション


【解答】
1 ○ 耐火性能→建築物の倒壊及び炎症を防止
耐火構造とは、壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、耐火性能通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄筋コンクリート造、れんが造その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう(建築基準法第2条7号)。

2 ○ 準耐火性能→延焼を抑制するために・・・
準耐火構造とは、壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、準耐火性能通常の火災による延焼を抑制するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。第九号の三ロ及び第二十七条第一項において同じ。)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう(建築基準法第2条7号の2)。

3 × 防火性能→延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に・・・
防火構造とは、建築物の外壁又は軒裏の構造のうち、防火性能建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル塗、しつくい塗その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう(建築基準法第2条8号)。

4 ○ 遮炎性能→火災を有効に遮るために・・・
遮炎性能とは、通常の火災時における火炎を有効に遮るために防火設備に必要とされる性能をいう(建築基準法第2条9号の2ロ抜粋)。

したがって、解答は3です。

管理者からのコメント
丸覚えするしかない!

« »