【問題】
飲料用水槽の設置及び構造に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1 水槽底部には100分の1程度の勾配(こうばい)を設け、最低部に設けたピット又は溝に水抜管を設置すること。
2 建築物の内部に設けられる飲料用水槽については、有効水量2m3以下の取り外しができるものを除き、天井、底又は周壁の保守点検ができるよう、床、壁及び天井面から45cm以上離れるように設置すること。
3 オーバーフロー管の管端開口部には、防虫網を設けないこと。
4 水抜管は排水管と直結し、オーバーフロー管は排水口空間を設け間接排水とすること。
【管理業務主任者試験 平成24年第24問】
【解答】
1 最も適切
水槽底部には100分の1程度の勾配(こうばい)を設け、最低部に設けたピット又は溝に水抜管を設置すること。
2 不適切
建築物の内部に設けられる飲料用水槽については、有効水量2m3以下の取り外しができるものを除き、天井、底又は周壁の保守点検ができるよう、床、壁及び天井面から45cm以上 床、壁からは60cm以上、天井面からは100cm以上離れるように設置すること。
3 不適切
オーバーフロー管の管端開口部には、防虫網を設けないこと 設けること。
4 不適切
水抜き管およびオーバーフロー管は分離させ、それぞれ排水口空間を確保した間接排水方式とする必要がある。
したがって、解答(適切)は1です。