換気設備とは、室内の空気の入替や発生した有毒ガスなどの排除のための設備です。
換気設備は、給気設備と排気設備から構成されます。
一般的に汚染空気は加熱され比重が小さくなるため、排気設備を給気設備より上部に配置すると効率の良い換気が可能です。
建築基準法においては、シックハウス対策として、換気設備の設置について規定しており、内装仕上げ等にホルムアルデヒドを発散する恐れのある建築建材を使用しないときでも、家具等からの発散を考慮して、原則として全ての建築物に機械換気設備等の設置を義務付けている。
住宅の居室では、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気システム等)の設置が必要である。