かめたんのマンション管理Memo

マンションと大規模修繕

外壁タイルの劣化調査(管20-27)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
外壁タイルの劣化調査に用いる用具で最も不適切なものは、次のうちどれか。

1 ファイバースコープ

2 テストハンマー

3 サーモカメラ

4 建研式接着力試験器

【管理業務主任者試験 平成20年第27問】


マンション


【解答】
1 最も不適切
ファイバースコープ

ファイバースコープ

ファイバースコープ(内視鏡)とは、ガラス繊維とケーブルと光源装置を用いて、配管や機器の内部を見る用具である。
よって、外観タイルの劣化調査に用いる用具とはならない。


2 適切
テストハンマー

テストハンマー

テストハンマーは、試験用槌で、外壁タイルの浮やネジの締り具合を検査するハンマーである。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


3 適切
サーモカメラ

サーモカメラ

サーモカメラとは、接触することなく、遠方から画像により調査できるため、剥離の形状・大きさ・位置をより正確に把握できる。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


4 適切
建研式接着力試験器

建研式接着力試験器

建研式接着力試験器は、壁面に対して垂直方向にタイルを引っ張って接着強さを測定する検査です。
よって、外壁タイルの劣化調査に用いる用具となる。


したがって、解答(最も不適切)は1です。

管理者からのコメント

外壁の劣化の種類と現象(管20-26)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
共同住宅の外壁の劣化の種類と現象に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された状態をいう。

2 エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。

3 チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。

4 はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

【管理業務主任者試験 平成20年第26問】


マンション


【解答】
1 不適切
ポップアウトとは、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート内部が破壊された 鉄筋の腐食による膨張圧により、コンクリート表面の小部分が円錐形のくぼみ包帯に破壊された状態をいう。
ポップアウト現象
コンクリートの内部破壊ではなく、表面破壊である。

2 適切
エフロレッセンスとは、下地の可溶成分が表面に析出し、空気中の二酸化炭素ガス等との反応によって難溶性の白色物質が表面に沈着した状態をいう。
エフロレッセンス現象

3 適切
チョーキングとは、塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になった状態をいう。
チョーキング現象

4 適切
はく落とは、浮いていたコンクリートが躯体からはがれ落ちた状態をいう。

したがって、解答(最も不適切)は1です。

管理者からのコメント

各住戸の性能向上策(管18-28)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
次に掲げるマンションの各住戸の性能向上策のうち、専有部分の改修のみで行うことができないものはどれか。

1 外断熱工法による外壁面の断熱性能の向上

2 室内側二重窓の設置による断熱・防音性能の向上

3 住戸内給湯方式における給湯器の交換による能力向上

4 換気方式における24時間換気の導入

【管理業務主任者試験 平成18年第28問】


マンション


【解答】
1 できない
「外断熱工法による外壁面の断熱性能の向上」は、外壁(躯体部分)であり、共用部分の改修にあたる。

2 できる
室内側二重窓の設置による断熱・防音性能の向上

3 できる
住戸内給湯方式における給湯器の交換による能力向上

4 できる
換気方式における24時間換気の導入

したがって、解答(できない)は1です。

管理者からのコメント

露出アスファルト防水層の改修(管18-26)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
マンションの屋上の露出アスファルト防水層の改修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 既存の平場防水層は、すべて撤去しなければならない。

2 改修工法として、断熱防水工法を選定した場合には、積載荷重増加に対する構造的な検討が必要である。

3 改修工法としては、溶融アスファルトを用いた熱工法によるアスファルト防水が最も簡便な工法といえる。

4 既存のパラペット部の立ち上り防水層はすべて撤去し、新たな防水層を施工しなければならない。

【管理業務主任者試験 平成18年第26問】


マンション


【解答】
マンションの屋上露出アスファルト防水層の改修方式には、「全面撤去方式」と「かぶせ方式」がある。

1 不適切
改修方式として、「かぶせ方式」もあるので、既存の平場防水層は、すべて撤去しなければならない する必要が無い

2 最も適切
改修工法として、断熱防水工法を選定した場合には、積載荷重増加に対する構造的な検討が必要である。

3 不適切
改修工法としては、溶融アスファルトを用いた熱工法によるアスファルト防水が最も簡便な工法といえる とはいえない
シート防水の方が簡単な工法である。

4 不適切
既存のパラペット部の立ち上り防水層はすべて撤去し、新たな防水層を施工しなければならない。
肢1のとおり。建造物の先端を保護するために、建築物の屋上などに設けられた低い壁のことで、劣化部だけの部分撤去もある。

したがって、解答(最も適切)は2です。

管理者からのコメント

マンションと大規模修繕

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。
年度 出題数 備考
平成20年度 2
平成21年度 4
平成22年度 0
平成23年度 3
平成24年度 2


マンション


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