かめたんのマンション管理Memo

テレビ共同受信設備(管21-22)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
テレビ共同受信設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 テレビ端子への配線方式には、直列ユニット方式(縦配線方式)と幹線分岐方式(スター配線方式)があるが、デジタル放送、CATV(Cable Television)、インターネットなどで展開される双方向通信は、幹線分岐方式では対応できない。

2 地上波アナログテレビ放送は、一部を除き、平成23年7月24日までに終了することになっている。

3 地上波デジタルテレビ放送で使用される周波数帯は、現在地上波アナログテレビ放送で使用されている周波数帯より高周波数帯域であるため、テレビ共同受信設備のアンテナやプースター等の取替えが必要となる場合がある。

4 CATVの加入料、受信料、サービス内容などは、運営している会社により異なるので、導入に当たっては事前調査が大切である。

【管理業務主任者試験 平成21年第22問】


マンション


【解答】
1 最も不適切
テレビ端子への配線方式には、直列ユニット方式(縦配線方式)と幹線分岐方式(スター配線方式)があるが、デジタル放送、CATV(Cable Television)、インターネットなどで展開される双方向通信は、幹線分岐方式 直列ユニット方式では対応できない。

幹線分岐方式(スター配線方式)

幹線分岐方式(スター配線方式)
幹線から分岐器で支線出し、各住戸内分配器で各部屋のテレビ端子や通信用端子の分配する方式。分岐単位の信号レベルを各端子で調整しやすく、改修や変更が各住戸で可能です。衛星放送の伝送方式(BS―IF、CS―IF)をそのまま伝送するのに適しています。


直列ユニット方式(縦配線方式)

直列ユニット方式(縦配線方式)
レビ共聴設備の配線方式には、縦配線(直列方式)とスター配線(幹線分岐方式)があります。現在のように個々の情報を重視するような環境がなかった時代では、縦配線の方が配線費用が安く上がったためにもっぱら縦配線方式で建設されました。
この方式では、同系統住戸への影響(上階のトラブルが下階に及ぶ)があるためテレビ端子の増設や変更は困難です。


2 適切
地上波アナログテレビ放送は、一部を除き、平成23年7月24日までに終了することになっている。

3 適切
地上波デジタルテレビ放送で使用される周波数帯は、現在地上波アナログテレビ放送で使用されている周波数帯より高周波数帯域であるため、テレビ共同受信設備のアンテナやプースター等の取替えが必要となる場合がある

4 適切
CATVの加入料、受信料、サービス内容などは、運営している会社により異なるので、導入に当たっては事前調査が大切である。

したがって、解答(誤り)は2です。

管理者からのコメント

排水及び浄化槽(管21-25)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
排水及び浄化槽に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 浄化槽から公共用水域等に放流される水の水質については、環境省令で、技術上の基準が定められている。

2 浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年1回(全ばつ気方式の浄化槽にあっては、おおむね6月ごとに1回以上)、浄化槽の清掃をしなければならない。

3 排水トラップの封水深は、5cm以上10cm以下(阻集器を兼ねる排水トラップについては5cm以上)としなければならない。

4 給水タンクの水抜管及びオーバーフロー管は、排水管に直接連結しなければならない。

【管理業務主任者試験 平成21年第25問】


マンション


【解答】
1 適切
浄化槽から公共用水域等に放流される水の水質については、環境省令で、技術上の基準が定められている。

浄化槽法第4条1項
環境大臣は、浄化槽から公共用水域等に放流される水の水質について、環境省令で、技術上の基準を定めなければならない

2 適切
浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年1回(全ばつ気方式の浄化槽にあっては、おおむね6月ごとに1回以上)、浄化槽の清掃をしなければならない。

浄化槽法第10条1項
浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年一回(環境省令で定める場合にあつては、環境省令で定める回数)、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃をしなければならない。

3 適切
排水トラップの封水深は、5cm以上10cm以下(阻集器を兼ねる排水トラップについては5cm以上)としなければならない。
建設省告示第1597号第2の三のホ

建設省告示第1597号第2の三のホ
封水深は、5cm以上10cm以下(阻集きを兼ねる排水トラツプについては5cm以上)とすること。

4 最も不適切
給水タンクの水抜管及びオーバーフロー管は、排水管に直接連結 間接排水しなければならない。

したがって、解答(不適切)は4です。

管理者からのコメント

ディスポーザ排水処理システム(管21-20)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
一般の家庭において使用されるディスポーザ排水処理システムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ディスポーザは、台所流しに取り付けられ、生ごみを破砕して水とともに排水するものである。

2 ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザ、排水配管及び排水処理槽からなる。

3 ディスポーザ排水処理システムを設置する場合は、台所流しからの排水管は専用の配管として排水処理槽に接続する。

4 下水道未整備地域においては、環境上の問題からディスポーザ排水処理システムを設置することが認められていない。

【管理業務主任者試験 平成21年第20問】


マンション


【解答】
1 適切
ディスポーザは、台所流しに取り付けられ、生ごみを破砕して水とともに排水するものである。
ディスポーザとは

2 適切
ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザ、排水配管及び排水処理槽からなる。
ディスポーザ処理システム 東京都下水道局)

3 適切
ディスポーザ排水処理システムを設置する場合は、台所流しからの排水管は専用の配管として排水処理槽に接続する。

4 最も不適切
下水道未整備地域においては、環境上の問題からディスポーザ排水処理システムを設置することが認められていない 認められる

したがって、解答(最も不適切)は4です。

管理者からのコメント

その他法令②

【問題】
各種の法令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成18年法律第91号)によれば、高齢者、障害者等の円滑な利用を確保するための基準を満たす特定建築物の建築主は、所管行政庁の認定を受けることにより、建築物の容積率の特例の適用を受けることができる。

2 動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)によれば、都道府県、指定都市、中核市等は、犬又はねこの引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。

3 自動車の保管場所の確保等に関する法律(昭和37年法律第145号)によれば、自動車の保有者が確保しなければならない当該自動車の保管場所は、自動車の使用の本拠の位置との間の距離が、1kmを超えないものでなければならない。

4 消防法によれば、一定の防火対象物の管理権原者が選任する防火管理者は、防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的又は監督的な地位にある者で一定の資格を有したものでなければならない。

【管理業務主任者試験 平成21年第44問】


マンション


【解答】
1 正しい
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成18年法律第91号)によれば、高齢者、障害者等の円滑な利用を確保するための基準を満たす特定建築物の建築主は、所管行政庁の認定を受けることにより建築物の容積率の特例の適用を受けることができる。
(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律第19条)

2 正しい
動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号)によれば、都道府県、指定都市、中核市等は、犬又はねこの引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない
(動物の愛護及び管理に関する法律第35条)

3 誤り
自動車の保管場所の確保等に関する法律(昭和37年法律第145号)によれば、自動車の保有者が確保しなければならない当該自動車の保管場所は、自動車の使用の本拠の位置との間の距離が、1kmを超えない 2kmを超えないものでなければならない。
(自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令1条1号)

4 正しい
消防法によれば、一定の防火対象物の管理権原者が選任する防火管理者は、防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的又は監督的な地位にある者で一定の資格を有したものでなければならない。
(消防法第8条1項、同施行令第3条1項)

したがって、解答(誤り)は3です。

管理者からのコメント

住宅用火災警報器(管21-21)

【問題】
住戸内に設置する住宅用火災警報器(消防法施行令(昭和36年政令第37号)第5条の6第1号に規定する住宅用防災警報器をいう。以下本問において同じ。)に関する次の記述のうち、消防法によれば、正しいものはどれか。

1 住宅用火災警報器の設置が義務化された対象は新築住宅であり、既存住宅は義務化の対象外である。

2 就寝の用に供する居室及び当該居室が存在する階(避難階を除く。)から直下階に通ずる屋内階段には、住宅用火災警報器を設置しなければならない。

3 共同住宅用スプリンクラー設備を設置した場合であっても、住宅用火災警報器の設置を免除されることはない。

4 住宅用火災警報器の設置場所は、天井面に限られ、壁面に設置してはならない。

【管理業務主任者試験 平成21年第21問】


マンション


【解答】
1 誤っている
既存住宅も義務化の対象である。
消防法及び市町村条例によりすべての住宅に火災報知機等の設置が義務付けられていsる。

2 正しい

(消防法施行令第5条の7第1項1号)
住宅用防災機器の設置及び維持に関し住宅における火災の予防のために必要な事項に係る法第九条の二第二項 の規定に基づく条例の制定に関する基準は、次のとおりとする。
一 住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備の感知器は、次に掲げる住宅の部分(ロ又はハに掲げる住宅の部分にあつては、総務省令で定める他の住宅との共用部分を除く。)に設置すること。
イ 就寝の用に供する居室(建築基準法 (昭和二十五年法律第二百一号)第二条第四号 に規定する居室をいう。ハにおいて同じ。)
ロ イに掲げる住宅の部分が存する階(避難階を除く。)から直下階に通ずる階段(屋外に設けられたものを除く。)
ハ イ又はロに掲げるもののほか、居室が存する階において火災の発生を未然に又は早期に、かつ、有効に感知することが住宅における火災予防上特に必要であると認められる住宅の部分として総務省令で定める部分

3 誤っている

(消防法施行令第5条の7第1項3号)
前二号の規定にかかわらず、第一号に掲げる住宅の部分にスプリンクラー設備(総務省令で定める閉鎖型スプリンクラーヘッドを備えているものに限る。)又は自動火災報知設備を、それぞれ第十二条又は第二十一条に定める技術上の基準に従い設置したときその他の当該設備と同等以上の性能を有する設備を設置した場合において総務省令で定めるときは、当該設備の有効範囲内の住宅の部分について住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備を設置しないことができること。

4 誤っている

(消防法施行令第5条の7第1項2号)
住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備の感知器は、天井又は壁の屋内に面する部分(天井のない場合にあつては、屋根又は壁の屋内に面する部分)に、火災の発生を未然に又は早期に、かつ、有効に感知することができるように設置すること。

したがって、解答(正しい)は2です。

管理者からのコメント