かめたんのマンション管理Memo

外壁に生じる劣化現象(管18-27)

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【問題】
外壁に生じる劣化現象についての次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 エフロレッセンスとは、外壁に貼られたタイルの成分が雨水の浸入により溶け出して生じるものである。

2 コンクリートにひび割れを生じさせる主要な原因の一つに、鉄筋の膨張収縮がある。

3 アルカリ骨材反応とは、アルカリ反応性骨材とセメントなどのアルカリ分が長期にわたって反応し、コンクリートにひび割れや崩壊を生じさせる現象である。

4 コンクリートの中性化を生じさせる主な要因は、酸性雨である。

【管理業務主任者試験 平成18年第27問】
(さらに…)

各住戸の性能向上策(管18-28)

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【問題】
次に掲げるマンションの各住戸の性能向上策のうち、専有部分の改修のみで行うことができないものはどれか。

1 外断熱工法による外壁面の断熱性能の向上

2 室内側二重窓の設置による断熱・防音性能の向上

3 住戸内給湯方式における給湯器の交換による能力向上

4 換気方式における24時間換気の導入

【管理業務主任者試験 平成18年第28問】


マンション


【解答】
1 できない
「外断熱工法による外壁面の断熱性能の向上」は、外壁(躯体部分)であり、共用部分の改修にあたる。

2 できる
室内側二重窓の設置による断熱・防音性能の向上

3 できる
住戸内給湯方式における給湯器の交換による能力向上

4 できる
換気方式における24時間換気の導入

したがって、解答(できない)は1です。

管理者からのコメント

露出アスファルト防水層の改修(管18-26)

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【問題】
マンションの屋上の露出アスファルト防水層の改修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 既存の平場防水層は、すべて撤去しなければならない。

2 改修工法として、断熱防水工法を選定した場合には、積載荷重増加に対する構造的な検討が必要である。

3 改修工法としては、溶融アスファルトを用いた熱工法によるアスファルト防水が最も簡便な工法といえる。

4 既存のパラペット部の立ち上り防水層はすべて撤去し、新たな防水層を施工しなければならない。

【管理業務主任者試験 平成18年第26問】


マンション


【解答】
マンションの屋上露出アスファルト防水層の改修方式には、「全面撤去方式」と「かぶせ方式」がある。

1 不適切
改修方式として、「かぶせ方式」もあるので、既存の平場防水層は、すべて撤去しなければならない する必要が無い

2 最も適切
改修工法として、断熱防水工法を選定した場合には、積載荷重増加に対する構造的な検討が必要である。

3 不適切
改修工法としては、溶融アスファルトを用いた熱工法によるアスファルト防水が最も簡便な工法といえる とはいえない
シート防水の方が簡単な工法である。

4 不適切
既存のパラペット部の立ち上り防水層はすべて撤去し、新たな防水層を施工しなければならない。
肢1のとおり。建造物の先端を保護するために、建築物の屋上などに設けられた低い壁のことで、劣化部だけの部分撤去もある。

したがって、解答(最も適切)は2です。

管理者からのコメント

ガス設備(管18-23)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
マンションにおけるガス設備の安全システムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 一般に使用されるガス栓としては、ヒューズ機能付きのガス栓が用いられる。

2 マイコンメーターは、地震を感知した場合にガスを遮断する機能を有する。

3 都市ガス用のガス漏れ警報器の有効期間は、10年である。

4 ガスふろがまには、立消え安全装置、過熱防止装具、空だき防止装置の装着が法令で義務付けられている。

【管理業務主任者試験 平成18年第23問】


マンション


【解答】
1 適切
一般に使用されるガス栓としては、ヒューズ機能付きのガス栓が用いられる。

ガス栓(ヒューズボール式)
画像:大阪ガスより

一度に大量のガスが流れたときや、コードが切れたりはずれたりしたときに、ガスが自動的に止まる安全機能(ヒューズ)付きのガス栓です。


2 適切
マイコンメーターは、地震を感知した場合にガスを遮断する機能を有する

マイコンガスメーター

ガスの使われかたに異常の疑いがあったり、震度5強相当以上の揺れを感知したときなどに、ガスメーターが自動的にガスを止めます。


3 最も不適切
都市ガス用のガス漏れ警報器の有効期間は、10年 5年である。

4 適切
ガスふろがまには、立消え安全装置、過熱防止装具、空だき防止装置の装着が法令で義務付けられている。

したがって、解答(最も不適切)は3です。

【参考】 ガス警報器工業会

管理者からのコメント

アスベスト(管18-19)

【PR】精密審美歯科センターは過去15年間で、36,000本以上の審美歯科治療。

【問題】
アスベスト(石綿)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 アスベストのうちのクリソタイル(白石綿)は、クロシドライト(青石綿)やアモサイト(茶石綿)に比べ癌などの発症リスクが高い。

2 アスベストが原因で発症する中皮腫の潜伏期間は、3~5年といわれている。

3 ロックウールは、アスベストと同程度の癌の発症リスクがある。

4 厚生労働省によれば、「世界保健機構(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドラインにおいても、飲料水中のアスベストについては、“健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる。”」としている。

【管理業務主任者試験 平成18年第19問】


マンション


【解答】
1 不適切
アスベストのうちのクリソタイル(白石綿)は、クロシドライト(青石綿)やアモサイト(茶石綿)に比べ癌などの発症リスクが高い 低い

クリソタイル(温石綿、白石綿)
綿のように柔らかい。日本では2004年10月に使用が禁止。
クロシドライト(青石綿)
針状に尖った繊維で、クリソタイルのような柔らかさは無い。最も毒性が強いとされ、1995年から使用も製造も禁止。
アモサイト(茶石綿)
1995年から使用も製造も禁止された。

温、白>青、茶

2 不適切
アスベストが原因で発症する中皮腫の潜伏期間は、3~5年 20~50年といわれている。

3 不適切
ロックウールは、アスベストと同程度の癌の発症リスクがある 発がん性はない

4 最も適切
厚生労働省によれば、「世界保健機構(WHO)が策定・公表している飲料水水質ガイドラインにおいても、飲料水中のアスベストについては、“健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる。”」としている。

したがって、解答(最も適切)は4です。

管理者からのコメント